運動会で見せた子どもの意外な一面に感動
元気に挨拶ができるということ
10月10日(土)に当初予定されていた運動会が、台風接近のため、11日(日)に開催されることになりました。
新型コロナウイルスの影響で今年は学年ごとにまとめてプログラムを行い、終わったクラスは帰るというスタイルで行われました。
うちの子は年中さんで、1番最初に登園して朝1番でのプログラムでした。
母も一緒に行っていたので、車で母と子どもたちを降ろして、私は少し離れた駐車場まで車を停めに行きました。
戻ってきたときに、母は少し興奮したように「大ちゃん、すれ違う人みんなにすごい大きな声で『おはようございます!』って言ってたよ」と言われました。
以前からご近所さんや、知らない人にも大きな声で挨拶をしていたのですが、幼稚園でもみんなにきちんと挨拶ができているのかと思うととても嬉しくなりました。
かけっこでの順位は関係ない
子どもは運動会の前から、「早い子がいて1番になれない」とよく言っていました。
どうしても3番になることが多かったようです。
その度に「一生懸命走れば、何番でもいいよ」と言っていたのですが、本人はやっぱり1番になりたいようでした。
当日のかけっこではやっぱり5人中3番になってしまいました。
かけっこで1番になることよりも大切なこと
運動会が終わってから、子どもは「やっぱり1番になれなかった」と少し悲しそうにしていました。
でも私は、母から聞いた朝の挨拶のことを子どもに話し、「誰にでも元気よく挨拶できることは、かけっこで1番になることよりももっとすごいことだよ、ママはその話を聞いて本当に嬉しかったよ」と話しました。
子どもはちょっと照れていましたが、私はこの子の母親としてとても誇らしい気持ちになりました。
子どもから教えられることもたくさんある
私自身はご近所の方でもほとんど知らない人に挨拶をする時は、少し声が小さくなったり、挨拶できていない時もあったのですが、子どもにつられて笑顔で挨拶できたりすることもよくあります。
まだまだ親として未熟で子どもから教わることもたくさんあります。
これからも子どもを見習って、誰にでも元気に笑顔で挨拶できる人を目指そうと思います。