子どものアレルギーと気をつけるべき注意点
生後6ヶ月の頃に頬を掻きむしって頬からシルが・・・
現在5歳になる息子は生後6ヶ月の頃に急に頬がただれてシルが出てきてしまったことがありました。
とても痒そうで見ていても辛く、小児科を受診しました。
その時にアレルギーを疑われたようで、血液検査を行いました。
数日後の血液検査の結果で、猫や犬などの動物、花粉や草、食べ物では卵と小麦と乳とピーナッツなどにアレルギー反応が起きていることが分かりました。
そのときはまだ離乳食を始める前だったのですが、ちょうどその頃、私は毎日のようにヨーグルトを大量に食べていました。
息子は完全母乳だったため、それが原因なのかと悩みました。
かかりつけの小児科からは大阪のアレルギー専門の病院の紹介され、そちらを受診することになりました。
アレルギー専門病院でのチャレンジ入院
アレルギー専門の病院を受診して、チャレンジすることになりました。
チャレンジとは、血液検査でアレルギーがあると診断された食品を、朝から病院に入って少量ずつ摂取するというものです。
もちろん摂取する前から異常がないか、細かく診察していただき、心拍や酸素量なども確認しながら、時間を置いて確認しながら行っていただきます。
5分おきや10分おきに状態を確認してくださって、40分経過後に異常がなければまた少し量を増やしてチャレンジします。
そのように少しずつ量を増やしながら、この量までは大丈夫という明確な量を探っていき、異常が出なかった範囲で家でも少量ずつ、料理に加えたりしながら慣れさせていきます。
検査でアレルギーと診断されても食べられることも多い
息子の場合は卵・乳・小麦に対してアレルギー反応が出ていて、特に卵の白身の部分に対してのアレルギーの数値が高くなっていました。
食品アレルギーは大きくなれば良くなっていくことも多いそうですが、中でも乳のアレルギーは卵や小麦と比べて治りにくいそうです。
幸い、うちの子はチャレンジが始まる前から離乳食で少しずつうどんなどの麺類をあげていたので、小麦はほぼ大丈夫そうでした。
卵はまだチャレンジするにも早いので、乳のチャレンジを何度か行いました。
そのチャレンジを行う感覚も何ヶ月か空いたりしていたので、その間は怖くて乳や卵を食べさせていなかったせいもあるかと思いますが、とても偏食になってしまいました。
4歳のときにアレルギー専門の病院は一旦卒業になり、卵も小麦も乳も大丈夫だろうということになったのですが、今は卵も乳も苦手で食べてくれようとはしません。
アレルギーの次は偏食がひどくて頭を悩ませております。
あまり気にしすぎるのも良くない?
子どものアレルギーを経験して思ったことは、検査の結果に影響されすぎて、食べ物を制限しすぎるのは良くないかなということです。
もちろん本当にアレルギー反応が出てしまうととても怖いので、注意は必要かと思います。
でもうちの子の場合は頬がただれたことで、血液検査を受けて、離乳食の早い段階で食べさせることの多いとうどんやパンなどの小麦製品も過剰に怖がって食べさせておりませんでした。
検査をしていなければきっと、離乳食の時期に少しずつ小麦製品を食べさせていたと思います。
ただ2歳くらいまでは、何かを食べた後で咳をしたり、発疹ができたりしたこともあったので、何かに反応してしまっていたのだと思います。
そのことを思うと早くに検査でアレルギーと分かってしまったために、無駄に制限しすぎて、好き嫌いがとてもひどくなってしまったのかなと思います。(もちろんそれだけが原因ではないと思いますが)
もちろん本当に高い数値で、細心の注意が必要な子もいるので、一概には言えませんが、それほど高くない数値でアレルギーの値が出てしまったとしても、神経質になりすぎず柔軟に対応していくのがいいと思います。(私的には小麦や乳や卵を使わない料理を覚えられたのは良かったですが…)
とにかく親御さんが神経質になりすぎるととてもしんどくなってしまったりするので、その時は食べられなくても、大きくなれば良くなると思ってあまり考えすぎないのが1番だと思います。
5歳になった現在は・・・
小麦と卵と乳にアレルギーがあると診断されて、食べさせないように気を付けていた息子の今の好物はピザです。
と言っても偏食で食べるものも限られているので、ピザ生地にケチャップとチーズをのせて焼いただけなのですが…
でもピザには小麦ももちろん、乳製品もたっぷりですが、何も異常はありません。
小さい頃のように何かを食べて発疹ができたりすることもなくなりました。
ただアレルギー検査で動物も高い数値も示しており、実家で飼っている猫には強く反応します。
もう一つアレルギーと関係があるのかははっきり分かりませんが、クループと言われる気管支炎にも何度もかかりましたし、そこから軽い喘息とも言われました。
まだまだ気を付けなければいけないことも多いのですが、食べ物のアレルギーに関してはほぼ大丈夫なようです。
アレルギーと上手く付き合っていきましょう!
アレルギーがあるとたしかにさまざまなところで制限されたり、しんどいこともあるかもしれませんが、上手に付き合うことができればいいですね。
うちの子も動物が大好きですが、触ったらすぐに手を洗いに行ったり自分なりに工夫しているみたいです。
あまり悲観せずにうまく付き合っていきましょう。